数式について

数式とは

数式とは等号(=)で始まる計算式のことです。数値を使ったり他のセルを参照して、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)などの計算を行う事ができます。

足し算の例:10+3 ⇒13

1.A1に、”=10+3″と入れる。

数式1訂正

 

2.下図赤丸部分の入力ボタンか、Enterキーを押し、入力を確定する。

数式2

 

3.下図は、入力ボタンを押した結果。入力した数式の値が表示される。数式バーで、数式が入っていることが分かる。

数式3

4.A2も同様である。

数式4

 

代表的な関数

■関数の書式

関数の書式は、等号(=)の右側に関数名を入力し、引数をかっこ()で囲みます。

関数の書式

※この例にある “SUM関数” の “SUM” とは “合計” という意味の英語です。

■引数について

関数では、計算などの処理の対象となる値やセル範囲、文字列などを “引数(ひきすう)” として指定します。引数の種類は、使用する関数によって異なります。引数にセル範囲をしていするときは、コロン(:)を使って入力します。範囲をカンマ(,)で区切って入力すると、複数の範囲を指定することができます。マウスを使って引数にセル範囲を指定すると、自動的にコロン(:)やカンマ(,)が入力されます。

■四則演算と関数の比較

セルC5~C12の合計を求める場合、四則演算と関数では次のように違いがあります。

四則演算の場合は、足し算のため数式が長くなります。

四則演算と関数の意比較

SUM関数を使って合計を求める場合は、関数名を指定して()の中に合計する範囲を指定します。四則演算と比べると、数式を短くすることができます。

比較

■合計の計算

合計を求める計算式を、SUM(サム)関数といいます。SUM関数は、「ホーム」タブの[編集]の Σ [合計]ボタンを使って、簡単に入力することができます。SUM関数を使うと、合計したい範囲を指定するだけで、簡単に合計を求めることができます。

SUM

■[合計]ボタンから入力できる関数

[合計]ボタンの▼をクリックすると、合計の他に、平均、数値の個数、最大値、最小値などを求めることもできます。[合計]ボタンは、[ホーム]タブと [数式]タブにあります。[数式]タブでは[オートSUM]ボタンになっています。