条件付き書式

         条件付き書式の設定するときは、設定するセルをあらかじめ選択してから実行するのが 便利です。あとで、条件付き書式をコピー&貼り付けしなくてすみます。


  • 主な条件付き書式には次の種類があります。条件付き書式
  • 条件付き書式をクリックすると下図のようなメニューリストが表示されます。
  • 単独の条件ならどこから始めてもよいと思いますが、複数の条件を設定するときは「ルールの管理」から始めるのが都合がよいと考えます。

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  • 複数の条件を設定するときは「ルールの管理」から始めるのが便利です。
    「新しいルール」から始めると1つの条件を設定するとダイアログボックスが閉まってしまいます。設定した条件は上位に位置づけられますので、下位の条件から設定することで手間を省くことができます。設定した後でも条件の順番は入れ替えることはできます。
     (例)土曜日は「青」、日曜日は「赤」、祝日は「オレンジ」でぬりつぶす。 「土」、「日」、「祝日」の条件で設定この順番で設定すると、ルールの適応順は逆になりますので意図した色に変わります。

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(例)条件付き書式の設定手順

1.条件付き書式を設定するセルを選択します。

jyosyo912.複数の条件を設定したいので、「ルールの管理」を実行します。
「新規ルール」を実行します。

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3.「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択し、「セルの値」「次の値に等しい」「土」として、書式を設定します。

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jyosyo944.「OK」ボタンをクリックして、「条件付き書式のルールの管理」ダイアログボックスへ戻ります。

jyosyo955.2つ目の条件「日曜日」の設定をします。「新規ルール」をクリックして、同じよう  に条件を設定します。「新規ルール・日曜日」が上位に表示されているのが分かります。

jyosyo966.3つ目の条件「祝日」の設定をします。「新規ルール」をクリックして、下図のように設定しました。

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jyosyo987.下図のように条件付き書式が反映されました。

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データバー・アイコンセット

1.「条件付き書式」データバーを表示したい範囲を選択します。

2.「ホーム」タブの「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリックします。

3.「データバー」をポイントして任意の塗りつぶしを選択します。

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4.下のようにマイナスにもデータバーが表示されます。

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セルに棒のみ表示することもできます。「条件付き書式」→「データバー」→「その他のルール」をクリックして「新しい書式ルール」ダイアログボックスを表示します。

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「棒のみ表示」のチェックボックスをオンにします。6

 

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また、設定したあと編集することもできます。「条件付き書式」の「ルールの管理」をクリックします。

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1.「条件付き書式ルールの管理」ダイアログボックスの「ルールの編集」ボタンをクリックします。

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2.「書式ルールの編集」ダイアログボックスが表示されますので、ここで編集ができます。

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スパークライン

セル内に折れ線グラフや棒グラフを表示できます。

<スパークラインの例>スパークライン

設定手順

  1. データを入力し、スパークラインを表示するセルを選択します。
  2. 「挿入」タブで「スパークライン」グループの「折れ線」を実行します。

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3.データの範囲、場所の範囲を入力して、「OK」ボタンをクリックします。

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4.同一行の最大値がセルの上端、最小値がセルの下端としてグラフ化されます。

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5.行間の値が比較できないので、軸の設定を変更してみます。「スパークラインツール」の「書式」タブのグループの「軸」で最小値と最大値のオプションを「すべてのスパークラインで同じ値」としてみます。

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6.下図のようになりました。

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スパークラインの削除

  • 「スパークラインツール」の「デザイン」タブのグループのクリア→「選択したスパークラインのクリア」を実行します。または、すべてをクリアしたいときは「選択したスパークライン グループのクリア」を実行します。new06
  • 右クリックからのメニューからも実行できます。

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