テキストファイル

テキストファイルとは…

 テキストファイルとは、文字データだけで構成されたファイルのことです。どんな機種のコンピュータでも共通して利用できる数少ないファイル形式の1つとなります。テキスト形式のファイルは、さまざまなパソコンや情報機器、ソフトウェアで広く利用できる汎用的なデータです。

 テキストファイルでブックを保存する際には、テキスト(タブ区切り)、CSV(カンマ区切り)、テキスト(スペース区切り)のいずれかでデータを区切るかを選択します。

 Excelで作成したデータをテキストファイルで保存するとき、罫線や塗りつぶしといったすべての書式、グラフや図形、ブック内の複数シートなどのデータは保存されず、数式についても結果の値のみが保存されます。テキストファイルは純粋に文字データのみで構成され、修飾情報や埋め込まれた画像など文字以外のデータは表現することができません。また、改行やタブなど、文章の作成に必要なものを除いて制御コードを含むことはできないため、他のファイル形式から変換する際には注意が必要です。

テキストファイルの保存方法は…

①[ファイル]タブをクリックしてBackstageビューを開き、[保存と送信]をクリックします。

②[ファイルの種類の変更]をクリックし、[テキスト(タブ区切り)]、[CSV(カンマ区切り)][テキスト(スペース区切り)]のいずれかを選択し、[名前を付けて保存]ボタンをクリックします。

テキストファイル説明①②

③ファイル名や保存先を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

テキストファイル説明③

※注意事項※

 ・複数のシートを含むブックをテキストファイルで保存しようとすると、下図のような警告のメッセージが表示されます。選択しているシートだけを保存する場合は[OK]ボタンをクリックします。

テキストファイル説明・注意

・また、Excel独自の書式や数式、グラフィックス、機能を使ったブックをテキストファイルで保存しようとすると警告が表示されます。テキストファイルで保存するとExcel独自の書式や機能が失われることを知らせるメッセージです。これらのデータを保持したいときは、Excelファイルとして保存しましょう。テキストファイル説明・注意②